水の安全性を求めて、浄水器を利用されているご家庭は多いはずです。水道水の質は、地域によって異なりますが、水が不味い地域ですと、そのままでは独特の臭いがして、そのままで飲むこともできませんし、料理に利用することも避けたいと思うはずです。小さなお子様の粉ミルクを作るために水道水を利用することなどありえないと考えますし、妊婦の方も水道水をそのまま利用しようとは思わないです。有害物質を含んでいるからです。
水道水は各家庭に提供される前に必ず浄水場で殺菌処理をします。そこで利用するのが塩素です。塩素自体が有害物質ですので、人体に影響を及ぼすような水道水を提供することはありませんが、僅かな成分が残っていたり、塩素を利用することで、発がん物質のトリハロメタンという物質が含まれている場合もあります。家庭用で浄水器を利用する場合には、フィルタ―が、どのような有害物質をどの程度除去できるのかを調べることが必要です。
また、フィルタ―の寿命や価格なども事前に確認しておいた方がよろしいです。家庭用の浄水器は、ビルトインタイプや据え置きタイプなどもありますが、最も人気が高いのが、蛇口直結型のタイプです。お近くの家電量販店やホームセンターで手軽に購入できることや、ご自身で取付できることが大きなメリットです。浄水器販売コーナーに行けばわかることですが、価格帯が商品によって全く異なります。
安い商品ですと、数千円で購入できます。しかし、安い商品は、他商品に比べて、性能面で何か劣る部分があります。家庭用だからこそ、健康に配慮した商品を選ぶべきです。価格重視ではなく、性能重視にした方がよろしいです。